今、高齢化の急速な進行等による人口構成の変化に伴って、医療に対する需要は増加し、各地域で必要となる医療内容も変化してきています。
連合は、医療機関の役割分担・連携と、在宅医療、介護の充実により、住み慣れた地域で切れ目なく医療提供を受けられる「地域包括ケアシステム」の構築を求めています。
同時に、医療を支えている人材の勤務環境改善による、人材確保対策の強化を訴えています(関連ページ:医療・介護・福祉ネットワーク)。
また、高齢化や医療の高度化等により、国民医療費は大きく増加しており、今後の医療保険制度の維持と、公平かつ納得できる負担のあり方が問われています。
連合は、被用者保険と地域保険(国民健康保険)の2本立てによる「国民皆保険」を前提に、保険者が自律的に保険者機能※を発揮できる医療保険制度の確立や、高齢者医療の抜本改革の実現などを求めています(関連ページ:高齢者医療制度の確立)。